今回は京都市北区の木造2階建ての耐震診断に行ってきました。
現場は当事務所より歩いて行けるところでした。
当日は猛暑日で空き家なのでエアコンなど無い環境での作業となりました。
最近は空き家が増えてきて京都市でも空き家対策に力を入れているところですが高齢者の一人暮らしの問題もあり、なかなか思うように進まないような感じがします。
さて、作業を開始しますが長時間行なっていると熱中症にもなりかねないので、なるべく スピーディに、かつ正確に済まさなければなりません。
なるべく便利な道具をつかい正確に調査時間を短くしたい・・・
計測道具は 主にレーザー距離計を使います。
計測開始地点に本体を置いて終了地点にレーザーポインターを当てボタンを押すだけで距離が測ります 。
昔はヒルティ製の数万円していたものを使っていたのですが最近は各メーカーからお求めやすいものがたくさん出てきて助かります。
このアイテムを導入してから計測の時間が短く済むようになりました。
ただし細かい部分や屋外などは 通常のスケールで測ります。
次によく使うのが水平器で、家屋内部の床や柱の傾斜を測定します。
スイッチを入れるとレーザーの線が水平・垂直に表示され、各地点の床や柱からからこの線までを測定します。
この機種はかなり古いのですが故障が少なくサブ機で今でも活躍しています。
なるべく現場での調査時間を短くしたいのですがどうしても2時間ぐらいはかかってしまい、依頼者様の立会い時間の負担も大きいと思います。すいません…
今回も暑かった・・・。
2019-7
田中建設一級建築士事務所
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